この記事では、
数多ある「ブラン ド ブラン」をキャラクターの異なる『4銘柄』に厳選し、迷わず選べるようにしました。
・色々なブラン ド ブランがあって選べない
・高評価のブラン ド ブランを試してみたい
・シャンパン好きの方が喜ぶブラン ド ブランをプレゼントをしたい
・予算は「1万円」
という方は特におすすめです。
ブラン ド ブランはキャラクターもいろいろ
シャンパーニュ好きとは切っても切れない『ブラン ド ブラン』。
シャルドネ100%で造られるこのシャンパーニュは、特に人気のスタイルです。
しかしながら、造り手や銘柄によって個性は千差万別。好みのブラン ド ブランを選び取るのは、プロでも難しさがあります。
4択のチョイスに絞りました
迷わないように選択肢を絞ってみました。定番から気鋭の造り手まで、バランスよく選んでいます。
①ブラン ド ブランの教科書
②本格派のヴィンテージ ブラン ド ブラン
③三ツ星評価のレコルタン シャルドネの名手
④テロワールを活かす自然派シャンパーニュ
この4つです。それでは早速見ていきましょう。
『定番』と『おすすめ』4選
ルイナール ブラン ド ブラン / Ruinart Blamc de Blancs
ブラン ド ブランのマスターピースです。大袈裟でなく、ルイナール抜きでブラン ド ブランを語ることはできません。
骨格を与えるモンターニュ ド ランスと、酸味がありエアリーな風味のコート デ ブランのそれぞれの地区のシャルドネの個性を見事にブレンドし、繊細で緻密ながらしっかりとした骨格をもつメゾンのスタイルを表現しています。
ブラン ド ブランの教科書であり、傑作です。
ブリオッシュやローストしたアーモンドの香ばしく、豊かなアロマ。きめ細かく粘りのあるムース、蜂蜜やミネラルの印象を残すフィニッシュ。
シャルドネ 100%
- 「王道」、「定番」を押さえたい方
- 最古のシャンパンハウスならではのエピソードで場を盛り上げたい方
ポル ロジェ ブリュット ブラン ド ブラン / Pol Roger Brut Blanc de Blancs
英国王室御用達のポルロジェは「実直」のシャンパンハウス。派手なプロモーションとは無縁な職人気質の造り手です。
グランクリュのシャルドネのみを用い、良年のみ少量だけ生産されるブラン ド ブラン。リリース以前に6~7年の熟成を経ています。
長い熟成に耐える本格派のブラン ド ブランで、この価格で愉しめるものはなかなかありません。
ヘーゼルナッツやエキゾチックフルーツのノートが印象的。香ばしいフィナンシェのようなニュアンス。
シャルドネ 100%
- 予算内のヴィンテージシャンパーニュ
- ブランドブランらしい熟成感もしっかりと愉しみたい方
アグラパール ブラン ド ブラン テロワール エクストラ ブリュット グランクリュ / Agrapart et Fils Blanc de Blancs Terroirs Extra Brut Grand Cru
アグラパールは『レコルタン マニュピュラン(RM)』と呼ばれる、ブドウ栽培から醸造までを一貫して自社で行う栽培醸造家です。
『Les Meilleurs Vins de France』において、三ツ星の評価を持つわずか9つのシャンパーニュ生産者のひとり。
アヴィズ、オジェ、クラマン、オワリィの4つのグランクリュ産のシャルドネのみを原料に。
凝縮感や複雑味がありながら、ピュアでキレのある味わい仕上げられています。
生牡蠣やキャヴィアに合わせて、特別なディナーのスターターに起用したいシャンパーニュ。
シャルドネ 100%
- 特に海外で高評価の「通な」チョイス
- 研ぎ澄まされたキレのあるブランドブランが好みの方
ダヴィッド レクラパール ラマトゥール ブラン ド ブラン / David Leclapart L’Amateur Blanc de Blancs
レクラパールのワインは、いわゆる自然派的な造りで、天然酵母で発酵され、清澄やろ過はされずにボトリングされます。亜硫酸添加はミニマムに抑えられ、原則ドサージュも行われません。
6つの区画のシャルドネを全てスチールタンクで醸し、セラーで24か月の時間を過ごした後出荷されます。
良質のシャルドネを生み出す「トレパイユ」の個性であるフリンティなミネラルと、鋭く伸びる酸を的確に表現しています。透明感があり、引き締まったボディ。
シャルドネ 100%
- 気鋭の造り手を押さえておきたい
- 日頃からナチュラルワインも愉しむ方
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