シャルル エドシック|Charles Heidsieck

特徴と味わい

シャルル エドシックの始まりと分割

 シャルル エドシックの歴史は1851年に遡ります。これは相続人の間の争いにより「エドシック社」を、「パイパー エドシック」、「エドシック モノポール」そして、「シャルル エドシック」に分割したことに始まります。

 3つのメゾンは共通のルーツを持ちながら、そのスタイルは大きく異なっており、特にシャルル エドシックは愛好家の間で高い評価を得ています。

シャンパン チャーリーの伝説

 創業者であるシャルル=カミーユ・エドシックは早くから北米市場を見据えており、何度も海外に足を運び、数多くのイベントやレセプションでシャンパーニュを紹介し、アメリカの新聞にその贅沢なライフスタイルを掲載されるようになりました。

 粋なジェントルマンとして知られた彼は、『Champagne Charlie/シャンパン チャーリー』というニックネームが付けられるようになったのです。

『時間』という『品種』

 シャルルエドシックは『時間』をシャンパーニュにおける4番目の「品種」としています。これが意味するのは、平均して10年もの熟成を経た膨大なリザーブワインの役割です。

 メゾンの顔であるブリュット レゼルヴにブレンドされるリザーブワインはなんと40%に及び、熟成由来の複雑で深みのある味わいをエントリーキュヴェから愉しめます。

 このリザーブワインが眠る地下の熟成庫は、ローマ時代から2000年もの歴史の持つ「クレイエール(採石場跡)」を利用しており、ユネスコ世界遺産にも登録されているものです。安定して気温10度を保ちます。

・シャンパンチャーリーの伝説

 

・贅沢なリザーブワインのブレンド

 

・熟成由来の複雑で深みのある味わい

銘柄一覧

シャルル エドシック ブリュット レゼルヴ / Charles Heidsieck Brut Réserve

シャルル エドシック ブリュット レゼルヴ

 メゾンのスタイルを凝縮した1本。40%も使われるリザーブワインは、平均して10年以上の熟成を経ている。

 緻密にブレンドされるクリュ(畑)の数は60にも及び、熟成感とともに、深みのある複雑さを表現している。

 ガストロノミックな料理と合わせるのはもちろん、ワイン単体で愉しめる。

 
 ピノ・ノワール 40% シャルドネ 40% ピノ・ムニエ 20%

シャルル エドシック ロゼ レゼルヴ / Charles Heidsieck Rosé Réserve

シャルル エドシック ロゼ レゼルヴ


 ピノ・ノワール 45% シャルドネ 35% ピノ・ムニエ 20%

シャルル エドシック ブラン ド ブラン / Charles Heidsieck Blanc de Blancs

シャルル エドシック ブラン ド ブラン


 シャルドネ 100%

シャルル エドシック ブリュット ヴィンテージ / Charles Heidsieck Brut Vintage

シャルル エドシック ブリュット ヴィンテージ

 現行の2012年は、非常にリッチなヴィンテージとしてリリースされた。そのためドサージュ(補糖)も8g/Lに抑えられている。

 確かに豊かで成熟した印象があるものの、緊張感は保っており、程よい苦みが心地よい。砂糖漬けの桃や、ミラベルのノート。
 曰く「Dengerously Drinkable(危険な飲み心地)」。


 ピノ・ノワール 60% シャルドネ 40%

シャルル エドシック ブラン デ ミレネール / Charles Heidsieck Blanc des Millenaires

シャルル エドシック ブラン デ ミレネール

 


 シャルドネ 100%

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