特徴と味わい
家族経営ならではの強み
アンリオは、1808年のメゾン設立から200年以上家族経営がつづく老舗のメゾンです。有名メゾンに比べ生産量は多くないものの、小規模ゆえ高い品質にこだわれる強みがあります。

優良区画を多く所有
ブドウの品質の高さには定評があり、約35haの自社畑と長期契約を結ぶ栽培農家から調達されます。その区画の大半はプルミエクリュとグランクリュの優良区画で、格付け率は高いといえます。
ことにシュイィをはじめとするコート デ ブランのシャルドネと、モンターニュ ド ランスの北向き斜面から生まれるピノノワールはアンリオの屋台骨といえるブドウでしょう。
豊富なリザーブワインと高比率のシャルドネ
50~60%も使用されるシャルドネ比率の高さが特徴で、繊細さとエレガンスをワインに与えます。また、深みや複雑さを加えるため贅沢に使われるリザーブワインも豊富で、これも家族経営の強みといえます。
このように生み出されるアンリオのシャンパーニュはスタンダードのキュヴェですら法定よりも長い3~4年の瓶内熟成を経てリリースされます。長期の熟成に耐えるのも原酒の高いクオリティがあればこそです。
・品質にこだわる家族経営
・優良区画のシャルドネとピノ・ノワールのみ → 洗練さ
・リザーブワインを贅沢にブレンド → 味わいに深み
コメント